天官賜福のネタバレをお探しですか?この記事では、原作小説の時系列とあらすじを徹底解説します。
天官賜福は、800年の時を超えて紡がれる謝憐と花城の絆と愛を描いた中国BLの名作です。過去と現在が交互に描かれる独特の物語構成が魅力的ですが、時系列がわかりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、天官賜福の原作小説全5巻のあらすじを、時系列に沿ってわかりやすく解説していきます。二人の出会いから、黒水沈舟との戦い、そして感動の結末まで、物語の全貌を理解することができるでしょう。
また、甘いシーンから切ないシーンまで、読んでいてキュンキュンが止まらない二人の関係性の変化もしっかりと押さえていきます。
ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。それでは、800年の時を超える美しい愛の物語をご堪能あれ。
この記事のポイント
・天官賜福の原作小説の巻ごとのあらすじと時系列
・800年前の過去編と現在編が交互に描かれる物語の構成
・主人公の謝憐と花城の出会いから結ばれるまでの道のり
・二人の深い絆と愛が紡ぐ感動的な物語の結末
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天官賜福のネタバレ!原作の時系列とあらすじを解説
・天官賜福の原作小説は全5巻の構成
・第1巻、第3巻、第5巻は現在の物語
・第2巻と第4巻は800年前の過去編
・日本語版は全6巻で構成が少し異なる
・天官賜福のあらすじを巻ごとにわかりやすく解説
天官賜福の原作小説は全5巻の構成
天官賜福の原作小説は、ネット版では全5巻で構成されています。
この5巻の中で、物語の時間軸が現在と過去に分かれているのが特徴的です。
現在の物語と過去の物語が交互に登場することで、主人公たちの過去と現在がリンクしていく面白い構成となっているのです。
第1巻、第3巻、第5巻は現在の物語
第1巻、第3巻、第5巻は、主人公・謝憐の現在の物語が描かれています。
第1巻では、謝憐が三度目の飛昇を果たし、鬼花婿の事件解決や花城との出会いなどが描かれます。
第3巻では、二人の関係がさらに深まっていく中で、黒水沈舟との戦いが繰り広げられます。
そして第5巻では、物語のクライマックスとなる黒幕との対決と、物語の結末が描かれているのです。
第2巻と第4巻は800年前の過去編
一方、第2巻と第4巻は、800年前の過去の物語が描かれています。
第2巻では、謝憐が仙楽国の太子だった頃の話や、少年兵だった花城との出会いが描かれます。
そして第4巻では、その続きとして、仙楽国が滅びた後の二人の苦難の日々が綴られているのです。
この過去編は、二人の絆の深さや、現在の物語に通じる伏線が多く散りばめられている重要な巻となっています。
日本語版は全6巻で構成が少し異なる
ちなみに、日本語版の小説は全6巻での発売となっており、ネット版とは巻の区切り方が少し異なっています。
しかし、大筋のストーリーに大きな違いはないので、日本語版を読む際も、この時系列を意識しながら読んでいくとよりストーリーを楽しめるでしょう。
天官賜福のあらすじを巻ごとにわかりやすく解説
それでは次に、天官賜福の各巻のあらすじを、時系列に沿ってわかりやすく解説していきましょう。
ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。
第1巻では、主人公の謝憐が三度目の飛昇を果たすところから物語が始まります。
三度目の飛昇を果たした謝憐は、人間界に降り立ち、様々な事件解決に乗り出していきます。
まずは、行商人に化けた妖怪・鬼花婿の事件を解決。
そしてその過程で、もう一人の主人公である花城と出会うのです。
その後、半月関での失踪事件の解決や、地師を救出する際に郎千秋に正体を見破られるなど、次々と事件が発生します。
第2巻は800年前の過去編。
謝憐が仙楽国の太子だった頃、祭天遊で出会った少年兵の花城を救うエピソードから始まります。
その後、謝憐は初めての飛昇を果たしますが、国に干ばつが起こってしまいます。
困窮する民を救おうとしますが、最終的に国は滅んでしまい、人面瘡が大流行。
謝憐は民から恨まれ、神像を倒されるなど散々な目に遭います。
そんな中、ただ一人謝憐を信じ続けたのが、少年兵の花城でした。
第3巻では再び現在に話が戻ります。
花城が謝憐のために三千灯を上げたり、胎霊の事件解決の最中に水中キスをしたりと、二人の関係が大きく進展します。
その一方で、宿敵・黒水沈舟との対決が始まります。
法力が暴走した花城をなだめるため、謝憐が一晩キスをしたり、黒水沈舟の棺桶から逃れるために二人で棺に入るシーンも。
第4巻は過去編の続き。
仙楽国が滅んだ後の謝憐は、信徒もおらず貧しい暮らしを送ります。
そんな中、戦死した花城の魂と再会。
離れがたい一つの魂と言葉を交わしますが、それが花城だと気づきません。
一方の花城は、ずっと謝憐のことを想い続けていたのでした。
そして第5巻では、物語は最終決戦へ。
黒幕・白無相との対決の末、二人は幸せなエンディングを迎えます。
最後の最後まで、謝憐と花城の絆の深さと愛の強さが描かれた感動的な物語となっていました。
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天官賜福のネタバレ!謝憐と花城の関係や物語の結末は?
・第1巻のネタバレ:謝憐の3度目の飛昇と花城との出会い
・第2巻のネタバレ:800年前の謝憐と少年兵の花城
・第3巻のネタバレ:二人の関係の進展と黒水沈舟との戦い
・第4巻のネタバレ:過去編続き、黒武者の正体と謝憐の苦難
・第5巻のネタバレ:黒幕との対決と物語の結末
・天官賜福のネタバレ感想:胸が熱くなる二人の絆と愛の物語
・まとめ:天官賜福のネタバレ
第1巻のネタバレ:謝憐の3度目の飛昇と花城との出会い
第1巻は、主人公の謝憐が三度目の飛昇を果たすところから始まります。
三度の飛昇を経て、ようやく人間界に降りることができた謝憐。
降臨早々、妖怪の鬼花婿による結婚詐欺事件に巻き込まれます。
事件解決の過程で、もう一人の主人公である花城と出会います。
実は花城は800年前に謝憐と出会っていましたが、そのことは二人とも忘れていました。
その後、半月関での失踪事件を解決する中で、二人は急接近。
しかし、地師を助けた際に、謝憐の正体が霊師の郎千秋に見破られてしまいます。
正体がバレた謝憐は、花城を連れて逃亡することになるのでした。
第2巻のネタバレ:800年前の謝憐と少年兵の花城
800年前、仙楽国の太子だった謝憐は、祭天遊で出会った少年兵の花城を救います。
花城は戦地で瀕死の状態でしたが、謝憐に助けられ一命を取り留めました。
その後、二人は師弟関係となり、次第に惹かれ合っていきます。
しかし、謝憐が初めて飛昇した直後、仙楽国に大干ばつが起こってしまいます。
困窮する民を救おうとする謝憐でしたが、最終的に国は滅んでしまいました。
さらに人面瘡が大流行。
人々は謝憐を恨み、神像を倒すなど散々な仕打ちをします。
それでも、花城だけは最後まで謝憐を信じ続けたのでした。
第3巻のネタバレ:二人の関係の進展と黒水沈舟との戦い
再び現在の物語に戻ると、花城が謝憐のために三千灯を上げるなど、二人の仲は急速に深まっていきます。
胎霊の事件解決の最中には、水中キスをするほどの仲に。
一方、宿敵・黒水沈舟との対決が始まります。
法力が暴走した花城をなだめるため、謝憐は一晩中キスをすることに。
また、黒水沈舟の棺桶から逃れるため、二人で棺桶に入るシーンもありました。
次第に明らかになる二人の過去と、現在の危機的状況。
絆を深める二人と、黒水沈舟の脅威が絡み合って、物語は大詰めを迎えます。
第4巻のネタバレ:過去編続き、黒武者の正体と謝憐の苦難
第4巻は再び800年前の過去編。
仙楽国が滅んだ後、信徒を失った謝憐は、極貧の暮らしを送ります。
そんな中、戦死した花城の魂と再会しますが、それが花城だと気づきません。
一方の花城は、ずっと謝憐のことを想い続けていました。
やがて、黒武者の襲撃に遭った謝憐。
実は、黒武者の正体こそが花城だったのです。
花城は、度重なる戦いで魂が蝕まれ、謝憐のことも忘れてしまっていました。
二人は、悲しい別れを迎えることになります。
第5巻のネタバレ:黒幕との対決と物語の結末
そして物語は最終決戦を迎えます。
黒幕・白無相が、人間界と仙界の全てを滅ぼそうと企んでいたのです。
決戦の中で、花城の凶器に刺されながらも、謝憐は花城を想い続けます。
そして、愛の力で花城は正気を取り戻すのでした。
二人は力を合わせ、白無相を倒します。
こうして、長い苦難の果てに、二人はようやく結ばれ、幸せな日々を送ることができました。
最後まで愛を貫いた二人の、美しくも感動的な物語でした。
天官賜福のネタバレ感想:胸が熱くなる二人の絆と愛の物語
天官賜福は、過去と現在を交互に描いていく独特の物語構成が面白い作品でした。
800年前から紡がれてきた二人の絆と愛が、最後には時空を超えて結実します。
苦難や困難の中でも、決して揺るがない二人の想いに、胸が熱くなりました。
また、時には切なく、時にはロマンティックな二人の関係性も魅力的。
水中キスシーンをはじめとした甘い場面は、読んでいてキュンキュンが止まりません。
中国BLを代表する名作と言われるのも納得の、素晴らしい物語でした。
ぜひ、謝憐と花城の深い絆と美しい愛を味わってみてください。
まとめ:天官賜福のネタバレ
・天官賜福の原作小説はネット版で全5巻、日本語版で全6巻の構成である
・第1巻、第3巻、第5巻は主人公・謝憐の現在の物語が描かれている
・第2巻と第4巻は800年前の過去の物語が描かれている
・第1巻では謝憐が三度目の飛昇を果たし、花城との出会いが描かれる
・第2巻では謝憐が仙楽国の太子だった頃の話や、少年兵だった花城との出会いが描かれる
・第3巻では謝憐と花城の関係が深まる一方、黒水沈舟との戦いが繰り広げられる
・第4巻では仙楽国が滅んだ後の二人の苦難の日々が綴られる
・第5巻では物語のクライマックスとなる黒幕との対決と、物語の結末が描かれる
・物語全体を通して、800年前から紡がれる謝憐と花城の絆と愛が描かれている
・甘いシーンから切ないシーンまで、読んでいてキュンキュンが止まらない展開が魅力である
・最後まで愛を貫いた二人の、美しくも感動的な物語となっている
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