ワンピースのローが死亡したと話題になっています。
黒ひげとの壮絶な戦いで瀕死の重傷を負い、ローの死亡説が広まりました。
果たしてローは本当に命を落としてしまったのでしょうか？
ローの現在の状況と、ファンの反応をまとめてお伝えします。
ぜひ最後までお付き合いください。
この記事のポイント
・トラファルガー・ローは黒ひげとの戦闘で瀕死の重傷を負ったが、何とか一命を取り留めている
・ローは圧倒的な力の差に苦戦し、心臓を取られて死亡寸前に追い込まれた
・副船長のペボがランブルボールを服用し、スーロン化してローを助け出した
・ローの懸賞金は30億ベリーに達しており、死亡説が現実味を帯びていた
・尾田栄一郎先生は懸賞金10億ベリー以上のキャラなら容赦なく死なせると発言している
・ドレスローザ編でもローは致命傷を負い、死の淵を彷徨った経験がある
ワンピースのローは死亡したのか徹底解説
トラファルガー・ローの現在の状況
現在、トラファルガー・ローは黒ひげとの戦闘で瀕死の重傷を負っているものの、何とか生存しているという状況です。
ワンピース1081話で描かれた黒ひげとの戦闘では、ローは圧倒的な力の差に苦戦を強いられ、ついには心臓を取られて死亡寸前にまで追い込まれてしまいました。
ハートの海賊団も壊滅状態に陥り、ローの死亡説が一時期広まることとなったのです。
しかし、幸いにもローの副船長であるペボの活躍により、ローは九死に一生を得ることができました。
ペボがチョッパーの開発したランブルボールを服用し、スーロン化することでローを連れて海へ逃げ出すことに成功したのです。
これによりローは一命を取り留めましたが、その傷の深さから完全復活までにはまだ時間がかかりそうです。
現時点ではローの療養の様子なども描かれておらず、今後どのようにして復帰を果たすのかなど、ローの動向から目が離せない状況が続いています。
黒ひげとの戦闘でロー死亡寸前に
ローが黒ひげと交戦したのは、ワノ国編が終結した後のことでした。
カイドウ討伐後、ルフィ・キッド・ローの3人が新世界の海へと船出する中、黒ひげは彼らのうちの1人が通ることを予測し、海流の先で待ち構えていたのです。
そこへ現れたのがローだったわけですが、元王下七武海であり「四皇」の一角である黒ひげと、ローではあまりにも力の差がありました。
ローは「D」の名を持つ世界政府の標的であり、オペオペの実の永遠の若さの能力を狙われる身。
対するは「ヤミヤミの実」と「グラグラの実」のふたつの能力を持つ黒ひげ。
おまけに黒ひげ海賊団は全員が悪魔の実の能力者であり、数の上でも圧倒的に不利な状況に陥ってしまいます。
善戦むなしくローは敗北し、ついには黒ひげに心臓を握りつぶされるまでになってしまったのです。
まさに瀕死の重傷を負ったローですが、これほどまでの苦境に陥ったのは過去のドレスローザ編以来のことと言えるでしょう。
ローが黒ひげに敗北したシーン
黒ひげとの戦闘でローが敗北したシーンは、ワンピース1081話で描かれています。
ローはオペオペの実の能力を駆使して黒ひげに立ち向かいますが、「グラグラの実」の揺らぎにより能力が上手く発動できない状況に。
それでもローは懸命に戦いを続けますが、最後は「ヤミヤミの実」の能力で押さえ込まれ、黒ひげの手によって心臓を握りつぶされてしまうのです。
あまりの痛みにローは悲鳴を上げ、そのまま意識を失ってしまいました。
このシーンだけを見れば、ローが死亡したようにも見えますが、実際はその後ペボの活躍によって九死に一生を得ています。
しかし、ローが黒ひげに完膚なきまでに敗北したことに変わりはありません。
ワンピース屈指の知略派であるローをもってしても、黒ひげの前では為す術もなかったというわけです。
ハートの海賊団がこの戦闘で壊滅状態に陥ったことを考えれば、この敗北がいかに痛手だったかは想像に難くないでしょう。
ワンピース1081話でローの死亡説が浮上
1081話での黒ひげとの戦闘シーンを受けて、一時期ローの死亡説が広まりました。
心臓を握りつぶされ、絶命しかけたローの様子があまりにも生々しく描写されていたため、読者の中には本当に死んでしまったのではないかと感じた人も多かったようです。
また、1081話から次の1082話が掲載されるまでに約2週間の期間が空いてしまったことも、ロー死亡説に拍車をかける結果となりました。
ローの生死が気になるところで次回に続くとなれば、それまでの間に様々な憶測が飛び交うのは必然と言えましょう。
加えてローの懸賞金額は既に30億ベリーに達しており、これほどの大物キャラが死亡するということも十分にあり得る展開でした。
ちなみに作者である尾田栄一郎先生は、懸賞金10億ベリー以上のキャラなら容赦なく死なせるとかつて発言したことがあります。
それを思い出した読者の中には、ローの死亡フラグが立ったのではないかと感じた人もいたようです。
こうした様々な状況が重なった結果、ローの死亡説は大いに広まることとなったのでした。
ワンピースのロー死亡と噂
ローはなぜ死亡したと噂されたのか
前述の通り、ローの死亡説が浮上した理由はいくつか考えられます。
まず、1081話での黒ひげとの戦闘でローがあまりにもボロボロになるまで痛めつけられたこと。
作中でも「トラファルガーの心臓が握りつぶされている！」というナレーションが入るなど、ローの瀕死っぷりが強調されていました。
そして、次回の1082話に続くとなったところで急に話が2年後の世界に飛んでしまい、ローの生死が長らく不明のままだったこと。
連載で言えば約半年間もローの消息が描かれなかったため、読者の想像力が掻き立てられてしまったのです。
さらに、ローの懸賞金額が既に30億ベリーに達していたこともあり、いよいよ尾田先生が本気を出して大物キャラを死なせにかかったのではないかという見方もありました。
尾田先生は懸賞金10億ベリー以上のキャラなら死なせる覚悟があると公言していたことから、ローの死亡説はより現実味を帯びて感じられたのかもしれません。
このように、ローの死亡説が浮上した背景には複数の要因が絡み合っていたと言えるでしょう。
ただし結果的にはローは生存しており、それを知った読者からは安堵の声が多数上がることになりました。
ドレスローザ編でのロー死亡の危機
実はローが死亡寸前の危機に陥ったのは、今回の黒ひげ戦が初めてではありません。
ドレスローザ編でもドフラミンゴとの戦いの中で、ローは致命傷を負って絶命寸前にまで追い込まれています。
ドフラミンゴの「イトイトの実」の能力でバラバラに切り刻まれ、体中の臓器を取り出されてしまったローでしたが、間一髪のところでレベッカや麦わらの一味に助けられました。
劇場版STAMPEDEでは、弾丸を受けて倒れたローの姿も印象的でしたね。
このようにローはこれまでにも死の淵を彷徨ったことがあり、読者にとっては「また死にそうになっている」という印象も拭えなかったのかもしれません。
しかし、今回の黒ひげ戦のダメージはさすがにそれ以上に深刻だったように見受けられます。
ローの死亡説が大きく広まった背景には、過去の経験則から「まさかローが本当に死ぬなんてことは…」と高を括っていた読者が少なからずいたことも関係していそうです。
そんな予想を覆すような衝撃的な展開だったからこそ、ロー死亡説は尾田先生らしい巧妙な伏線ではないかとも疑われたのかもしれませんね。
ローの懸賞金と基本情報
ここで改めて、トラファルガー・ローの基本情報を振り返っておきましょう。
ローの懸賞金は、新世界編終盤時点で30億ベリーとなっています。
懸賞金額の推移を見ると、2年前の初登場時点では2億ベリー、その後パンクハザード編で4億4000万ベリーに増額。
ドレスローザ編終了後には5億ベリーとなり、ワノ国編での活躍を経て現在の30億ベリーに跳ね上がりました。
ローの所属は「ハートの海賊団」で、自身が船長を務めています。
「最悪の世代」と呼ばれる海賊の一角であり、かつては王下七武海入りも果たしていました。
本名は「トラファルガー・ワーテル・D・ロー」。Dの意志を継ぐ人物の一人であり、世界政府はその存在を危険視しています。
能力は「オペオペの実」の超人系(パラミシア)。自らの周囲に球体の「ROOM」と呼ばれる空間を作り出し、その中では自在に物体を操ることができます。
人体を切断して傷つけずに手術できたり、自身の傷を他人と入れ替えたりと、専門医のような能力を持っているのが特徴です。
出身地は北の海で、法律の目が届かない「無法地帯」と呼ばれる場所で生まれ育ちました。
13歳でドンキホーテ海賊団に拾われ、コラソンに助けられるまではドフラミンゴの下で過ごしていました。
現在26歳となる医者の海賊であり、クールな性格とは裏腹に仲間思いの一面も。麦わらの一味とは同盟関係にあります。
ローは人気キャラ!ファンの反応は
トラファルガー・ローはワンピースの中でも特に人気の高いキャラクターと言えます。
公式人気投票では常に上位にランクインしており、直近の第8回人気投票では堂々の4位に輝いています。
そんなローの死亡説が浮上したことで、ファンからは大きな衝撃と悲しみの声が上がりました。
「ローが死ぬわけない！」「まさかローが死ぬなんて信じられない」といった反応が多数見られ、ローの生存を信じ続ける読者が大多数を占めていました。
それだけローが愛されているキャラクターだということの表れとも言えるでしょう。
ローの死亡説に関するツイートは、2023年5～6月の期間だけでも1万件以上に上ります。
中にはローの生存を願って祈りを捧げたり、ペボに感謝の言葉を送ったりするファンの姿も。
ペボの活躍もさることながら、ローを心配する声の大きさからは、ローという存在がいかに読者の心をつかんでいるかがうかがえます。
ワンピースのローは死亡したのか？まとめ
・トラファルガー・ローは黒ひげとの激戦の末に瀕死の重傷を負ったが、ペボの活躍で一命を取り留めた
・ローの死亡説が広まった背景には、あまりにも生々しい敗北シーンと長期間の消息不明期間があった
・ローの懸賞金は30億ベリーに達しており、尾田先生が公言する「懸賞金10億以上のキャラは容赦なく死なせる」という発言も影響した
・ドレスローザ編でもローは致命傷を負った経験があり、今回の黒ひげ戦はそれ以上に深刻な事態だった
・ローは「最悪の世代」の一角で、「オペオペの実」の能力者。Dの意志を継ぐ人物として世界政府に危険視されている
・13歳でドンキホーテ海賊団に拾われ、コラソンに助けられるまではドフラミンゴの下で過ごしていた
・ローは公式人気投票で常に上位にランクインするほどの人気キャラクター。死亡説にファンは大きな衝撃を受けた
・ローの生存を信じ続ける読者が大多数を占め、ペボに感謝の言葉を送るファンの姿も見られた
・ローは麦わらの一味と同盟関係にあり、クールな性格とは裏腹に仲間思いの一面も持つ
・ローの死亡説はいまだ決着がついておらず、今後の動向から目が離せない状況が続いている
その他の記事
